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目次
1.長所や短所は答えにくい?
2.私ってどんな人?
3.長所と短所ってどう伝えればいい?
4.長所と短所は表裏一体
1.長所や短所は答えにくい?
長所、短所といえば面接の際の質問や、履歴書の記載には欠かせないものです。
急に質問をされて困ってしまった、という経験はありませんか?
長所、短所は、就職を目指すに当たり自分をアピールする為の格好のツールですので、確実に答えられるように事前に用意をしておく必要があります。
ここでは発達障害の方に向けて、面接や履歴書で自分の長所や短所の表現方法を解説します。
2.私ってどんな人?
自分自身の良い所は意外と自分では気付きづらいものです。
発達障害の方の中には、短所ばかり思いついてしまうという方も少なくないと思います。
客観的に自分を観察する事は、思いのほか難しいものです。
自分自身の長所と短所を知るための一つの手として、まずは周囲の近しい人から評価をしてもらうという方法があります。
自分では普通の事だと思っていても、他者からすると長所や短所として捉えられている事もあるのです。
就労移行支援事業所ブライトの講座の中でも、講座の参加者同士でお互いの良い所探しをして、自分の良い所に気付いてもらうという機会も設けています。
3.長所と短所ってどう伝えればいい?
長所は自分の優れている部分を伝える事になりますので、例として「自分は ~といった点が長所と自覚しておりますので、貴社では ~をして貢献することができます」といった伝え方をする事が好ましいです。
一方、短所を伝える際には「~出来ません」と言い切ってしまうわけにはいきません。
だからと言って、「短所はありません」と言ってしまうのもふさわしくありません。
短所は誰しもあるものなので、正直に伝える必要があります。
ただ、表現の仕方として「周りの事が見えない」、「融通が利かない」といったストレートな表現は避け、「集中し過ぎてしまう事がある」、「真面目過ぎる所がある」のように「~し過ぎる」といった表現を使うと印象が悪くならないでしょう。
それに加え、「短所と自覚しているので、~をして改善出来るように努めている」などのフォローもあると、なお良いです。
4.長所と短所は表裏一体
長所の表現の仕方として、短所の表現を言い換えるという方法があります。
例えば短所が「消極的である」という場合は、表現を言い換えて「慎重である」とすることで、長所として表現する事が出来ます。
また、短所を表す場合にも、先程触れました「~過ぎる」という表現を使う事ができます。
発達障害の方の例では、「私は長所として集中力があると自覚しています。ただ集中し過ぎて周囲が見えなくなることもあるので、アラームを付けて強制的に作業を中断して、自分の周囲で起きていることを確認するなど、気を付けるようにしています」と表現する事が出来るのです。
ブライトで、一緒に自分の良い所を探してみませんか?相談受付中です。